ノーベル賞 受賞条件 辞退


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ノーベル賞の受賞条件と辞退

ノーベル賞は受賞者が自然人の場合、「本人が生存中」が受賞条件ですが、かつてはノミネート時点で生存していれば受賞決定時に死亡していてもよいこととされており、そのケースに当てはまる受賞者には、1931年文学賞のエリク・アクセル・カールフェルトと、1961年平和賞のダグ・ハマーショルドがいます。

1973年の規則改正から、10月の各賞受賞者発表時点で生存している必要がありますが、その後死亡しても取り消されないことになりました。その規定により1996年経済学賞のウィリアム・ヴィックリーは授賞式前に亡くなっても受賞が取り消されませんでした。

これまでにノーベル賞の受賞を辞退した人は、サルトル、レ・ドゥク・トの2人です。

アメリカのキッシンジャー元米国務長官と北ベトナムのレ・ドゥク・ト元共産党書記がベトナム戦争終結を約したパリ協定の功労による平和賞を受賞しましたが、戦争は終結されていなくて、レ・ドゥク・トは受賞を拒否しました。

1964年にはノーベル文学賞に選ばれたサルトルは、「いかなる人間でも生きながら神格化されるには値しない」という自らの作家ポリシーから、これを辞退したのです。

設立当初は受賞者が欧米人が主だったので批判がありました。
またスウェーデンから受賞者が多かったことにも批判がありましたが、現在のようなグローバルな賞ではなく、もともとはローカルな賞としてスタートしたことから、やむを得ないとも言えます。

毎年一回で書く部門の受賞者が3人に制限されていること、ノーベル賞もその時代の政治的な制約を免れないことなどから、後から考えれば明らかに不適切とされる賞の選考があったことや、選考方法に対する批判や問題点の議論も多くあります。

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